昨日はスタッフと円山にある「サロン・ド・ムヤ」さんを訪問.
http:/www.mu-ya.jp
古民家を改造し,日本の美をトータルにプロデュースしている素敵な
お店だ.オーナーの撫養(むや)さんはご自身でもさまざまな作品を
作っておられるが,現在力を入れていることに「干菓子」の販売が
ある.すでに札幌商工会議所が認証した「北のブランド」には
ムヤさな手がける“どら抹茶”(どら焼き)がある.今度の干菓子は
札幌在住の女性職人さんが製造を担当しているとのことだ.
和三盆をつかった干菓子をいただいたが,口のなかで優しく溶ける.
茶席で薄茶をいただくさいに使うお菓子だが,私はリファインドの
フレンチとの相性がいいように感じた.
それより驚いたのは,お菓子の色遣いと形の洗練された感じが
ひときわ目をひくこと.今回は,このお菓子を箱詰めする作業を
新しい就労継続支援B型事業所で受注いただけないかという相談だ.
繊細な商品を見本の通りに並べて,パッケージの手順を忠実に
踏んで完成させるという手間のかかる作業だが,美しいお菓子を
目にしながらの作業は,メンバーにとってもモティベーションの
あがることに違いない.いよいよこうした作業項目の詰め作業が
これからも続く.新しい出会いに感謝すると同時に,ムヤさんの
美しい手仕事の一端を担わせていただけることに,心から喜びを
感じてお店を後にした.
写真はその干菓子.季節ごとに内容,パッケージともに変化
するのだそうです.