新年を迎えました.
みなさんの地域ではどんなお正月を過ごしていますか?
グループホームでは恒例のおせちづくりが12月30日と
31日の2日間にわたりおこなわれた.グループホームが開設された
当初には,年越し会を盛大に行って,食べきれないごちそうを
おせちとしてお正月のお休みの間にいただく慣例だった.
ちょうどステップハウスを開設した7年前の初めての正月に,
今の,お重に詰めたおせちをメンバーに手渡す形になった.摂食障害を
抱える人も増えて,また人と一緒に食べることが難しい緊張の強い
メンバーがいたりで,次第に食事提供の形が変化してきた.
ひとつひとつ手作りするので時間はかかるが,市販のものと違い
食材の味わいを生かしている.今年もメンバーに喜んでもらえて
よかった.昨年9月に入職した新しいスタッフにとっては新しいことづくめ.
さぞかし面食らったと思うけれど、これが「それいゆ」らしさ.
栗きんとんづくりでは,サツマイモの裏ごしをメンバーが手伝う.
また紅白なますでは人参を延々と千切りするメンバーもいる.彼女達に
とってはここで体験するおせちづくりは,社会に出た時に貴重な世間話の
種になる.それが大事なのだ.
全部で13種.賛助会員やグループホームの大家さん,入所者の親御さん
などいろいろな頂き物のおかげで豪華なおせちとなった.ゆっくりと
味わいながら,今年もみんな元気で自分の課題に向き合って欲しいと
願っている.