2012年10月15日月曜日

名古屋めし

 10/12~14まで,所属している日本アルコール関連問題ソーシャルワーカー

協会の全国研究大会に参加するため名古屋へ.

 仲間3人と帰りの飛行機搭乗前に「みそかつ丼」をいただきました.

 今回の大会では,当法人からリカバリーハウスのスタッフが「生活支援」の

分科会で発表.日頃の実践を整理し言語化することで,改めて自分たちの支援を

問うことになります.発表前日までかかってまとめたパワポをもとに,

「それいゆ」における生活の支援について予定を大幅にオーバーしての

90分に及ぶ発表となりました.フロアからいくつもの示唆に富んだフィードバック

をいただき,発表したスタッフにとってもそれが財産となりました.

 帰ってきてやれやれと思ったらとたん,夜中にハウスからSOSの電話.

状況判断し,発表してくれたスタッフは,今度はメンバーを連れて救急病院へ.

これが「それいゆ」の日常です.

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2012年10月11日木曜日

生きているだけでいい

 今日はこの春からプログラムを担当させていただいている

「北海道ダルク」でスタッフミーティングに参加.

 ダルクはご存知のようにご自身が薬物依存症という

当事者スタッフによって運営されている.

私は理事ということでかかわってきたけれど,年々,様々な背景を

もつ人がたどり着くようになり,専門職として基本的なアディクション

の理解を促すようなグループワークをおこなっている.

 私がプログラムのなかで感じていることを,スタッフミーティングのなかで

確認したり,またスタッフからそれぞれのメンバーに関する状況を

聞いたりする.この半年で見えてきたことや,プログラム自体が全体の

なかで浮いていないかなどを振り返る大事な時間になった.「それいゆ」では

女性のみに限定された援助だが,ここでは男性に期待される(本人が勝手に

背負う)性別役割などにも配慮しながら参加される人たちの変化や成長を追う.

 そのなかである人の話しにみんなの気持がひとつになる.

過酷な運命を背負いながら生きてきた.だから,ここでいろいろな何かを

しでかしたとしても「生きているだけでいいよね」

そう投げた私の言葉にみんながうなづいてくれた.

 カレのこの先の人生を思うと,今は本当にそう思う.

自分のawayでも,貴重な体験をさせてもらっている.

2012年10月5日金曜日

上川支庁相談研修

 昨日は旭川の永山で研修講師を務めました.

「望まない妊娠・出産をめぐる女性の背景と支援」という

専門職研修です.難しいテーマ...

 養護教諭や助産師なども参加してくださって,熱心な

雰囲気で会場は一杯.

 パワポを作りながら10年以上前にかかわった事例のことを

思いだしたり,「それいゆ」でもこうした体験をもつ人への

関わりに苦労したことを思いだし,考えをまとめるなど,

私にとっても有意義な時間になりました.

 新しくなった旭川の駅舎が木のぬくもりを感じさせる素敵な

デザインで,短い秋の旅でしたが,気分を切り替えることが

出来たように思います.

 来週は北海道精神保健福祉センター主催による「依存症に

関する専門職研修」にてグループワークの講義と演習を担当.

研修の秋,ですねー.

2012年10月4日木曜日

9/22研修会開催

 「それいゆ10周年記念イベント」の第二弾は,ダルク女性ハウス(東京)の

上岡はるえさんを招いての講演会&研修会でした.

 会場がとれなくて午前と夜間という変則的なスケジュールにもかかわらず

定員一杯のお客様がお見えになりました.ありがとうございます!!

 午前の講演は,イースト・プレス社から刊行される『生き延びるための

犯罪(みち)』の出版記念の予定でしたが,本が間に合わず何とか見本のみを

見ていただくことで終わりました(汗).でも本はその一週間後に無事完成.

みなさん,ぜひ書店で見てくださいね.編集されたイースト・プレスの

Sさんも来札されて参加(北海道の味覚を堪能していただきました).

 夜間の部は専門職向けの研修でした.発達障害とアディクション,あるいは

統合失調症とアディクションなど,いくつもの疾患や障がいとアディクションを

合わせて抱える人への援助というのがテーマ.前半大嶋が概説,後半にはるえさんが

援助者の「燃え尽き」を予防しつつどうかかわっていくかをワークショップ形式で

進めてくれました.

 いつもながら,あちこちに話しが脱線しつつ最後は本筋の話に戻るはるえさんの

語りに引き込まれる一日でした.

 スタッフは一日がかりで疲れましたが,sama-samaのビーズもたくさん買って

いただき嬉しい疲れだったと思います.さて,次は10/19の「それいゆまつり」,

10/20の平川さんを招いての研修が続きます.今度はどんな収穫があるのか楽しみです.

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2012年9月26日水曜日

会いに行けばよかった

 今年になって,とてもお世話になった方を2人見送った.
そして,時間が出来たら会いに行こうと思っていた矢先に
二人とも亡くなった.

 昨年12月,いや今年に入ってからだったか,そのうちの
おひとりからは電話をいただいていた.大学の学部生だった頃に
留学のことでずいぶんとお世話になった.米国滞在中に中西部の
大学で学んでいた私を何度か訪ねてくださったことも,懐かしく
思いだされる.
 進路のことでは心配してくださって,米国での就職に際して
推薦状を書いてくださったこともあった.あれからもう20年以上
が経過する.

 それにしても,なぜすぐに会いにいかなかったんだろう.
二人がそんな大病をされているとは,知らなかった.また
私が誰かから聞いていたとしても,二人とも多くを語ることは
なかったのだろう.でも,私は時間がないことを理由に会いに
行かなかった.そして,お二人にもう二度と会えなくなって
しまった.
 会いに行けば良かった.悔いても悔いても足りない.

2012年9月19日水曜日

自分を発見する

 札幌はふたたび暑さがぶり返して,メンバー達は一様に体調管理が
大変です.スタッフの疲れもじわりと蓄積されているので,気をつけ
ないと..こういう時にいろんなことが起こるんだよね.

 16日の地元紙に,「それいゆ」が10周年を迎えたことで活動が紹介
されました.メンバーの一人に取材を受けてもらったのですが,本人は
記事が読めないのでスタッフに音読してもらったそうです.自分の
話したことが活字になり,それを耳で聞いて,泣きそうになったと
教えてくれました.自分に起こっていたことはすごく辛いことなんだ,
大変なことだったんだと,今まではまるで別の人に起こっていた
ように思っていたけど,それは全部自分に起こっていたんだと思ったら,
自分が可哀想になって泣けてきたというのです.
 取材はすごく嬉しかったそうです.「それいゆ」の紹介をされる記事の
なかに自分がいることは,どこか誇らしげにも見えました.自分の存在に
光があたった感じがしたのかもしれないなと思います.
 「それいゆ」にたどり着く人の多くは,自分のことが自分でよくつかめ
ないのです.あまりに自分を隠して,振りをしているうちにどれが自分なのか
どの自分を演じているのか分からなくなってしまうようです.

 短い記事ではありますが,こんな形で自分を発見することがある.
言葉がすごく不自由な彼女ですが,自分を著す言葉を音で確かめ,言葉を
通じて表現された自分と対面しているようでした.

2012年9月8日土曜日

ヘトヘトじゃあ〜

 ふー,今日で9月のイベント第1弾おしまい.
6日は「第2回北海道アディクション・フォーラム」とドキュメンタリー映像作家の
坂上さんを迎えての講演会,7~8日はAL関連問題学会と朝から晩までびっしりの
スケジュールでした.
 フォーラムには190名ほどの方が集まってくれました.実は前の日に会場が
ガランとしている夢をみて「うひゃー」って目が醒めた.今回はさまざまな
自助グループのメンバーが9名お話ししてくれたけど,すごくどの話しも
大変なんだけど笑いがあってそしてあったかい感じがしました.多分それって
会場の雰囲気が暖かかったからじゃないかしら.やっぱ,みんなの話しがいいです.

 坂上さんは120分しゃべりっぱなし.相変わらず精力的です.
現在取り組んでいるTalk Back というドキュメンタリーのプロモーション用
の短い映像を観たり,ここ数年やっている[メディア4Youth]という活動に
ついても映像を観てお話を聞きました.表現のさまざまな可能性を実感したのは
いいけど,この日は会場が節電のせいか蒸し暑くいささか体力消耗...
 でもこの日sama-samaはかつてないほどの売り上げを記録し,メンバー達は
非常に嬉しそうでした.

 7日はAL関連問題学会にて「それいゆ」の創作活動についてスタッフが
発表.メンバー2人もユーザーからということで気づきと変化を話していました.
やっぱりこちらが意図することはあったとしても,メンバーに気づきと変化を
実感してもらってなんぼのプログラム活動.原点を改めて確認した時間となりました.
こちらもフロアから好意的なフィードバックをいただいたようです.
スタッフとメンバー達に感謝.
 懇親会に顔を出してそのあとはASWの友人たち,N田さん,S先生と
イタリアンレストランで2次会.ふむふむ,えーっというおしゃべりを楽しんだ.
 
 そして今日は午前中シンポジウムに参加し,途中で抜けてポスターセッション
の座長,午後はワークショップの座長と大忙し.
ランチョンセミナーで美味しいお弁当を食べたら,このところご飯をずっと
食べていないせいかお腹が一杯.
 夕方,ダルク女性から坂上さんと発表にために来ていたRちゃんとお茶.
お腹いっぱいといいながら,美味しいアイス抹茶とクリーム豆かん.うほほ...
甘味の苦手な私でもさらりといただける優しい甘さでした.頭が糖分を欲している.
 この3日はお家のご飯作りを頑張れなかったので,明日は掃除と洗濯,そして
畑の野菜で美味しいご飯作りといういつもの週末に戻ろうと思います.さて,
でも今日はグループホームの夜間待機.どうか何事も起こりませんように.